オーナー様が車を購入された時に左前タイヤの死角を解消する為につけられていたサイドカメラ(左ドアミラー下に設置されている状態)が映らなくなったとの事で、私がわかる範囲で点検致しました。
結果
断線の疑い!
左ドアミラー → ドア内張→ 車体側グロメット→室内配線→電源+映像配線
写真で見ると
ドア内張とドアの間から線を通してあり、
結果ドアとドア内張に挟まれて配線はぺったんこになってました。
取付けて間もなくは良かったんでしょうが、
ドアを閉めるたびに挟まって負担がかかり断線したと思われます。
メーカーも不明(アマゾンあたりでモニター+カメラでSET1万円以下でよく見かける)
なので、ここは新しくDATA SYSTEM製のモニター+カメラのSETでお買い上げ頂くことになりました。
スーパースリムモニターSSM-W5.0Ⅱ
サイドビューカメラSVC260Ⅱ
ドア内張り外し方。
ツィーターグリルを前側から手前に引きながら外します。
前は勘合で、後ろは溝にはめ込みになってます。
内張を下から覗くとわかるのですが、
トルクス頭のビスが2本止まってます。
中央付近の2か所は下から覗くとトルクスが、右側は盲栓を外すと奥にHEX6ミリを挿入し、左へ回しました。
カコカコと30度ぐらいの感覚で、回りましたが半周回した所で固くなり
ストップ!
窓より下側の黄色で囲ってある部分にクリップが付いており。
手前に引っ張りながら、内張めくりを使ってカンゴウを外します。
内張が浮いた所で、前寄りに青色カプラーを2本、スコーカーのカプラーを1本、内側ドアハンドルワイヤーを取り外すとはずれます。
その後窓枠下部の前よりすぐ上に3か所トルクスビスがが止まってますが、そのビスがミラー固定びすになります。
(ミラーを外す前にカプラーを抜きましょう)
出来るだけ二人で作業が好ましいです。
ミラーの分解
ミラーレンズを外そうと思いましたが、ベゼルだけ外れそうなので、今回はレンズは触りません。
ベゼルはウインカーごとはめ込まれているので、樹脂製の内張りめくりを使って外しました。
ミラーを畳まない状態で車体内側方向に外します。
ベゼルを外すとウインカーカプラーも同時に外れます。(取付時忘れないように)
格納部のモーターに配線を通す穴がありその他の配線もそこに通っているので、同じようにカメラの配線も敷設しました。
ドアとボディを繋ぐ配線はカプラー式になっております。↓
オス側メス側の両方空いている場所があるのでそこを利用して通線します。
一度手前に引っ張り出し、カプラー部分を分解しました。
蛇腹ブーツの中に配線を通して空いているカプラーから配線を通して、蛇腹配線を元通りに戻して室内へ。
後は配線処理をして動作確認してユーザー様にお渡し致しました。
肝心のカメラとモニターの写真を
撮り忘れちゃいました。
イメージはこちら↓
Takeuchi
最新記事 by Takeuchi (すべて見る)
- タント (L375) エンジンスターター 取付 - 2024年11月22日
- FIAT500 スプリング交換 - 2024年11月17日
- 大感謝祭 開催中11月末まで! - 2024年11月13日