筆者が通勤で使っているアドレスV125(CF46A)のフロントホイールベアリングを交換しました。
本来ならホイールベアリングプーラーなる工具で抜くのですが、残念ながらネットショップで売り切れた為、建築用アンカーボルトを使用して抜く事が出来ました。
内側から掛けて抜くタイプのベアリングプーラーを見て、これは使えそうな感じがしたのでやって見ました。
ホームセンターなどで売っているピン式のアンカーボルト?M10ミリ用を用意して車体から外したホイールにあてがって見ると、ビミョーに入りにくいので、アンカーボルトの外周をうっすらベルトサンダーで削りました。
そして、ホイールに挿入してあまり奥まで差し込まず、ベアリングインナーカラーの端っこまで差し込んで高さを出し、その高さをキープしつつ、裏側からM8の寸切ボルトを当てがい、アンカーボルトのてっぺんのピンを叩き込みます。
ピンを叩き込む事で、先端が外へ開き、ベアリングインナーに食い込み、大きな摩擦を生じます。
そして、裏から入れた寸切ボルトを叩き、アンカーボルトとベアリングごと抜き出しました。
そして、ベアリングを抜くとインナーカラーがありますので、一旦抜きます。
その奥に反対側のベアリングが圧入されているので、テキトーな長いボルトで叩き抜きます。
そして両サイドのベアリングとインナーカラーを抜きました。
ベアリングを抜く際、ブレーキローターは外さなくてもぬけますが、挿入するときの為に私は外しました。
で、新品のベアリングを挿入します。本来なら油圧プレスで入れるのですが、今回は21ミリのソケットを当てがいハンマーで叩き入れました。
そして、反対側からインナーカラーを入れてさらにベアリングを叩き込み、最後にシールを叩き込み、作業は終了しました。
※注意 本来は専用の工具を使って行う作業です。
無い場合の方法として載せましたが
あくまで、ご自身の責任にて行なって下さい。
責任は当方では負いかねます。
Takeuchi
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